第11回キングストン大会詳報  写真クリックで 一部映像がごらんになれます。 

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 第11回キングストン大会は2007 年2月10日(土)、7バンドの出演で開催された。 Ramblers が出場できず、第2回大会からの連続出演記録が途絶えたのは残念。いつもよりバンド数が少ないが会場は満員。それでも足の踏み場もない これまでの大会にくらべるとちょっぴり気持ちに余裕が。。■オープニングはくじびきで一番手を引いたMarkIIIの順さんの挨拶でスタート。これまでの 一本マイクではなく、スタンダードなマイクセッティングだと、バンドの写真映りはイマイチの感。今回はこれまでほとんど歌われことがないような曲目もいく つか登場して、どのバンドも貫禄とまとまりをみせていた。

 

(写真をクリックすると、演奏映像が ちょっぴり見られるように準備中です。編集出来次第逐次掲載)

 

Kingston Mark III


         

  Midnight Special

Turn Around

Weeping Willow

 Yes, I Can Feel It

Farewell Captain

 

 

 なんと大御所、MarkIIIがトップバッター。く じ引きとはいえもったいなや(いや、お酒が早く飲めてラッキー、ラッキーの声も)。それにしてもMC も歌声も演奏も明瞭に聞こえてくるのは何故か。やはり年季と実力のなせるわざか。。 しっとり聞かせる曲と軽快な曲を取り混ぜて、貫禄の演奏でありまし た。グレン作田さんのギターワークと音の響きがKTのレコード演奏のよう、とは会場の声。

Captain's-3


 

M.T.A.

Ramblin'  Boy

Ann

Don't Cry Katie

If I Had A Ship

 

 

 

 いつもユニーク な選曲でベテランの味のCaptain3。今回も、おそらく本邦初公開の Don't Cry Katie をご披露してくれた。Dave Guard 時代の曲を演奏するバンドが比較的少ないなか、いい曲を演奏してくれた、との声も。。会場の多くを占める応援団の熱狂的な声援を受け、リハビリも兼ねて5 曲を歌いきり、最後は花束と記念撮影のフラッシュ。お疲れ様でした。。

Mash Liquor


 

I'm Going Home

Colors

Love's Been Good To Me

Pullin' Away

Gotta Travel On

 

 皆んなビックリの I'm Going Home。いきなり歌ってしまったのは、いつもエンディングで皆で歌う曲。歌っては いけないわけではないが、これまで誰も歌わなかった禁断の曲。エンディングはどうするんだと一時は非難ごうごう。そんな楽しいサプライズを 見せてくれたのはベテラン、Mash。後の曲も安定した演奏で大きな拍手でした。

PPMM

 

Jesse James

Salty Dog

Ann

Hobo's Lullaby

Georgia Stockade

 

 「キングストンらしからぬバンド名」と紹介されてしまったPPMM。演奏の方はま すます磨きがかかって、PPMが本業とは思えない。何度聴いても歌いながらフラットピックで弾く Ann のギターワークは秀逸。今回はマリーさんの声が聴けなかったのは残念、の声。。

The Reveries


 

Little Maggie

Hanna Lee

Last Thing On My Mind

Parchment Farm
Roving Gamblers/This Train

 

 

 一週間前にもジョイント・ライブがあっ たレバリーズは最初から息切れか、練習不足か、寄る年波か、歌詞が覚えられず、しどろもどろ、とは本人達の反省の弁。キングストン最新のCD・DVDから 選曲し、衣装もストライプから花柄に代えてマニアック。ロック調でキングストンファンには嫌われるParchment Farm は大会史上たぶん初演奏。今回からテナーギターに代えたNick 石川はニックよりロックが似合う、と影の声。
 

Factor 4 Men

 

 

This Little Light

Oh, Miss Mary

A Worried Man

Jane, Jane, Jane

Goin' Away For To Leave You

 

 昨年手に入れた ばかりの4弦テナーバンジョーをひっさげて、ダブルバンジョーの楽しい演奏。それにしてもあの笑顔は誰にもまねができない特技。 ライブの楽しさ一杯のグループです。 Jane, Jane, Jane はたぶんこれも大会史上初演奏。ナイスな選曲との評判でした。

Princeton Party

 

Low Bridge

Ramblin' Boy

Where I'm Bound

Last Thing On My Mind

Genny Glenn

Georgia Stockade(アンコール)

Good Night Irene(エンディング)

 

 迫力のある演奏とキングストンに忠実な バンジョーワークやドライブ感で定評のプリンストン。トリを努めてキングストン大会史上数少ないアンコール。舌を噛みそうな歌詞で演奏をあきらめたバンド もある、Genny Glenn を滑らかに歌い上げて大きな拍手。先に歌われてしまったエンディング曲は Good Night Irene に代えて事なきを得ました。

 

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